2019年12月4日号    

        公文書管理 
12月になって厚めの上着を着てみたら、日中に汗をじわりと
掻いて、体調を崩しそうですが、既に風邪をひいてるこの頃
みなさまはいかがお過ごしでしょうか

総理主催の桜を見る会の関連疑惑が後から後から出てきて
報道も続いていますが、証拠となる文書がないということで
いつまでも白なり黒なり決着がつきません

以前からモリカケ疑惑でも自衛隊のサマワ日報問題でも
文書は廃棄した。が常套句で、政府関連の会議でも議事録
を残してない。というのもあって公文書を扱う意識が希薄な
感じがします。何度も同じことを繰り返さずに改善していれば
文書廃棄問題で騒ぐこともない筈なんで

田中康夫氏が政府の文書は小さなメモに至るまで全てを
電子データで永久に保存する法案を提出すれば、今なら
与野党とも賛成するんじゃないか。と言っていました

紙の文書では保管場所も膨大になりますが電子データなら
ほとんど場所を取らないのでいくらでも保存できます
他の国では政府のデータはきちんと保存しているそうで
米国がオバマ政権の時はちょっとホワイトハウスに入ったら
しっかり記録されてやり過ぎなくらいに残していたそうです

首相官邸にさえ記録がない国とは随分差があります


                                 (正)