2019年11月27日号    

        鶴見川方式 
11月になると晴れの割合が多くなるものかと思いますが
このところ雨で寒い陽気が続いていますが
みなさまはいかがお過ごしでしょうか

今週に入り台風15号で部品の飛んだ屋根の修理のために
足場が組まれました。作業は少しでも家全体を覆う幕で
大掛かりな感じがします。ついでの塗り直しもありますが

15号は主に房総半島に大きな被害をもたらしましたが
19号では広範囲に河川の決壊氾濫がありました

ひと月ほど前の久米宏氏のラジオで慶応大学名誉教授が
横浜市の鶴見川の取り組みの話をしていました。以前は
鶴見川は暴れ川で直ぐに氾濫していましたが行政区域ごと
で管理するのでなく、流域をまとめて管理するやり方で
今回も何事もなかった、ということです

教授はそう考えて建設省に提案に行ったら既に考えられて
いて鶴見川の42kmに大小合わせて4900の調整池があり
ラグビーをしていた横浜国際総合競技場も遊水地の中で
地下には巨大な貯水場があるそうで、初耳でした

しかし、鶴見川方式でやっているのは他にないというのは
どういうことなんでしょう。流域という言葉も教科書にはない
と聞きましたがどんな力が働いているんでしょうか


                                 (正)