2018年12月5日号    

        国会は立法府 
十二月なのに随分と暖かかったり、急に寒くなったり
寒暖の差が激しく、体調がすぐれない人も多いようですが
みなさまはいかがお過ごしでしょうか

この数年、国会の強行採決が当たり前になったからか
採決までの審議時間が短縮されて、入管難民法改正案は
衆院で15時間ちょっとだったそうです。参院もさっと通過して
早くも成立したそうですが、中身がない弁当箱だそうです

外国人労働者を受け入れる。というものの、資格も期限も
諸々を後から省令で決める。では法律というよりもほとんど
白紙委任状で絶対サインしてはいけないと言われる契約書

こうなると国会議員いらない論が現実味を帯びてきそうな
与党議員も立法府の一員として自負心が揺らがないのか
いらぬ心配をしてしまいます。余計なお世話ですが

また、秋から少し聞くようになり今は大きな話題になってる
水道を民間会社に委託していいことにする法律も何やら
すんなり決まってしまったようですが、先行して民営化して
公営に戻した例や失敗例もあまり調べていないようです

今後何十年か何百年の国のかたちを決めるのに、国民の
議論もなく決めちゃって、後々問題にならないんでしょうか
自分が知らない間に共通認識になっていたんでしょうか


                                 (正)