2019年11月13日号    

        大学入試改革 
ようやく秋らしい気候になった、と思ったら立冬になっていて
暦の上ではもう冬で秋が短くて寂しい気持ちになります
みなさまはいかがお過ごしでしょうか

先頃、大学入試センター試験を大学共通テストに変える
中で英語の民間試験を取り入れると貧富や地域の格差が
あることに文科相が「身の丈に合わせて頑張って」発言で
英語に関しては来年度は延期になりました

確かに受験する側は自分のできる範囲で頑張るしかない
ですが、機会均等にするのが仕事の人が言っちゃあ駄目
陸上トラックがコースにより荒れてますが各自で頑張れ、と
競技場の責任者が言うようなもんです(無理な例えか)

そもそも共通テストは一次試験なので基本的な学力を見て
各大学の試験で難度を上げればいい話なのではなかろうか
というより入試を難しくするより進級や卒業を難しくすべき
ということは以前から言われてて、その通りだと思います

英語は延期になりましたが、国語数学の記述式の導入は
実施予定のままだそうです。記述だと採点者により点数に
バラつきがあり、しかも大量のアルバイトが採点するとかで
受験する側は心配になるでしょうね

入試にはほぼ無縁の自分が言うのもなんですが


                                 (正)