2019年6月26日号    

        ロイターのアンケート 
梅雨の三週目は雨もあり晴れもありで梅雨らしい感じです
西日本は台風3号とともに梅雨入りしそうなようですが
みなさまはいかがお過ごしでしょうか

先週の水曜午前8時少し前、ラジオのニッポン放送の番組
終わりにコメンテーターが元産経新聞記者のネット記事を
取り上げていて、通信社ロイタージャーナリズム研究所の
新聞は権力を監視しているかというアンケートがあって

ドイツでは読者・記者ともに4割弱なのに日本は記者は9割
で読者は2割弱で記者の思い上がりというものではないか
という記事だったそうですが、コメンテーターは監視の前に
事実に基づいた新聞記事じゃなければと言っていて

例にモリカケ問題は小さなものを煽った、と話してましたが
何か違和感がありました。記者の9割ならモリカケを大きく
取り上げなかった記者も半分は含まれているはずなので
モリカケだけ出すのは均衡がとれていない気がします

彼の意見の背景にはロイターの調査で新聞の信頼度が
日経・地方紙・読売・産経・毎日・朝日の順で全国紙では
政権に批判的な方が低いとの結果があるからと思われます

調査の勝手な解釈は、読者は親政権の新聞を信頼するが
それは権力監視とは違うし、反権力も違うと思う。のかな


                                 (正)