2024年7月17日号    

         国の唯一の仕事 
梅雨の終盤、当地では曇り空に時々雨の所謂梅雨空でも
各地で豪雨被害が出ているようです。梅雨明け間近の頃
みなさまはいかがお過ごしでしょうか

このところのロシアやイスラエルの軍事行動をみていて
戦争するために国は作られたんじゃないかとすら思えます
極端な話、社会保障や公共事業は民間でも出来なくはない
ですが、戦争は国じゃないと出来ません。民間軍事会社も
ありますが国の下請けでしかなく主体にはなれません

今、ネットを見たら19世紀は国の役割は国防と治安維持だ
と考えられていたそうで、あながち間違ってなかったようで

国の役割が戦争だと考えるなら戦争放棄はとんでもない
というのは当然かもしれません。とはいえ19世紀の考えで
20世紀前半までの大戦で考えを変えようとしたのでは

ところが東西対立やら民族対立やらがあったり、既得権益
があったりで軍事依存から抜け出せないどころか、近頃は
日本も軍事費倍増方針で昔に戻ったようです

一方で経済活動の拡大で国の存在意義が薄れている面も
あり、世界で未来の国のカタチを考える時期なのでは
ずっと考えてる人はいるんでしょうけど世界を動かすくらい
拡がりがないと変えるのは一筋縄ではいかないような


                                 (正)