2023年3月29日号    

         小一の壁
桜が満開になり、山が一気に白くなりましたが、人の手が
入っていないところには花がなく、緑と茶色が目立つこの頃
みなさまはいかがお過ごしでしょうか

先日、ラジオを聞いていて「小一の壁」という言葉を初めて
聞きました。前からあって少子化対策で国会でも取り上げた
らしいのですが、新聞もよく読まないので知りませんでした

保育園の時は延長で夜八時くらいまで預けられていたのが
学童保育だと六時くらいまでになので、仕事がしにくくなる
そうで、子供を持つのに躊躇する一因にはなります

もっとも、自分は学童保育という言葉も今世紀になってから
知ったと思います。二十世紀には盛んじゃなかったのかな
自分の子供時代は近所の同年代の子供で遊んでましたが
漁師部落の同じ環境だったし、子供も多かったので子供の
社会が出来ていたのでなんとかなってたんでしょう

ただ、そのラジオでオーストラリアに家族で移住している
小島慶子氏が言うには豪州ではそもそも仕事は六時には
終わっているのが当たり前なのでそんな問題は起こらない
なので日本の長い労働時間を改革する必要もあるとか

釣り船は終わり時間は基本、遅くはないですが、朝に母親も
出てるので登校時間をどうするかが問題になりますね


                                 (正)