2022年12月28日号    

         そして、バトンは渡されたを見た
今年も最後の回となりました。学習能力なく駄文の山に
お付き合いいただき誠にありがとうございました
みなさまはどんな年末をお過ごしでしょうか

先日、突然、休むことになり、することがないので年初に
買った「そして、バトンは渡された」の文庫を読みました
映画版は録画を数ヶ月前に見ていて、頭の中で役者の顔を
思い出しつつ、話を比較しつつ読むことになりました

話の筋はどちらも変わりなく、ある少女が親の離婚再婚で
二人の母と三人の父がいて家族形態が七回変わり成長し
結婚するまでの話でしたが、設定や展開が少し違いました

生母は両方、幼少時に亡くなってますが、生みの父の離別
理由が映画は唐突感があり、本は仕方ない感がありでした
高校時代に仲間はずれになってた理由は本では分かっても
映画の時間内では収まらない。結婚相手の家族は映画に
よく描かれていて母親像の違いも出ていたように思います

育ての母がいなくなった理由は一緒ではありますが、始点が
本と映画では違っていて映画は謎解きされた感覚でした
よく映画と原作のどっちがいいという話になりがちですが
今回はお互いに補完しているようで、両方見るといいかも

今年の本は今年のうちに読めましたが、何年ものもあるしな


                                 (正)