2021年3月3日号    

        少数派な民主国  
三月になりましたが、二月に続いて早速の強風ですが
北風が冷たくても陽射しに強さが増してきたこの頃
みなさまはいかがお過ごしでしょうか

先月、ミャンマーで軍事クーデターがあった後に新聞で見た
と思うのですが、世界では民主主義の国よりも非民主国の
方が多いそうな。21世紀になっても民主主義は主流でない
古代ギリシャの時代から民主的になったり独裁になったりを
繰り返してきたようなので、未だにその循環の中なんでしょう

民主主義は一々手続きしないといけないので時間が掛かり
面倒くさい。40年近く前にTVスクランブルという番組の中で
横山やすし氏が独裁の方がいいだろ。と言っていて司会の
久米宏氏になだめられていたのが記憶に残ってます

確かに全知全能で慈愛に満ちた独裁者が舵取りするなら
理想でしょうが、権力者は傲慢になるのが世の常なので
政策に偏りが出たり、人権が脅かされたりしてしまいます

偏りが大きくなりすぎると独裁者が排除されたりしますが
民主的な政府で軍事クーデターが起こるというのはどんな
事情があるんでしょう。ミャンマーの場合軍事政権から
変わって間もないということはあるでしょうが

全地球的平和への道はまだまだ長そうです


                                 (正)