2020年11月18日号    

        敬意ある社会  
しばらく暖かかったのに、突然、冬が来たような気温になり
服の選択を誤ると厳しいことになりそうなこの頃ですが
みなさまはいかがお過ごしでしょうか

火曜の朝、ラジオで二ついい話を聞きました。一つはTBS
生島ヒロシ氏の番組で、中途失明した人がバスでの通勤時
小学生の女の子が乗降の手助けをしてくれ、その子が卒業
すると妹が引き継いで手伝ってくれましたが、その子も卒業
すると周りの子が次々に受け継いで15年経ちもうすぐ定年

一つはニッポン放送垣花正氏の番組、筒美京平氏のことを
歌謡曲とは対極にいた山下達郎氏が以前、歌謡曲を仮想敵
にしていたけれど筒美氏の佇まいに影響を受けた。と書いて
いて昔の与党の重鎮が野党の党首をそれなりにリスペクトを
していたという話に結びつけていました。強引な気もしますが

そこから思うに、敬意なり敬愛なりのある社会はいいですね
現在、分断を煽ったり、差別発言者に人気があったりして
いますが、社会が荒んだ感じになってくるのは困りものです

政治の世界でも主義主張が違っても尊敬の念があるなら
よいのですが、大臣が如何に質問にマトモに答えないかが
仕事になっているようでは、なかなか尊敬するのは難しい

あの女の子のように自然に行動できる人が多ければなあ


                                 (正)