2019年5月15日号    

        数字が読めない 
奄美地方は早くも梅雨入りしたそうですが、今年は雪が
少なく水不足気味だそうで雨も必要かと思うこの頃
みなさまはいかがお過ごしでしょうか

昨年から続いている米中の貿易摩擦が先日の交渉でも
解決しなかったので関税が25%になり、貿易額のほとんどを
占めるまでになってしまいましたが先行きどうなるんでしょう

ラジオで解説をながら聞きしていて判らないことがあります
関税を掛けても元値を幾らか安くすればそれほど影響ない
とか、貿易赤字も帳簿上のことで気にすることでもないとか

iフォンが300ドルで中国から米国に輸出された場合、半分は
アップル社の収入で中国側の取り分は6ドルだそうなので
米国が赤字でも企業は儲かってる。という複雑な構図では
数字を何となく見ても本当のところがまるで判らない

以前にも日本の貿易黒字の行方に疑問がありましたが
国に直接お金が入るわけでなく、企業の収入になるので
貿易黒字があるからといって国民に直接の恩恵がないのは
仕組みを理解すれば当然なのかも、理解してないけど

公的にいろいろな数字がありますがしっかり理解できてる
数字はないです。近頃のように統計が不正確では数字が
読める人でも判らなくなってしまいます、ましては凡人をや


                                 (正)