2019年1月23日号    

        競技者とケガ 
大寒ではありますが朝夕の明るい時間も伸びてきて
冷たい空気の中でも陽だまりは暖かいこの頃
みなさまはいかがお過ごしでしょうか

相撲の初場所が開催されていますが、横綱稀勢の里関が
引退発表しました。大事なところでもろさが出てようやく
横綱になったものの左胸を痛め、満足な活躍ができず

ケガの後、完治するまでしっかり治療して休めばよかった
気もしますが、ケガの重さが分らないので何ともいえません

ケガといえば箱根駅伝の第一中継所のテレビ中継を偶然
見たら、一人の選手が大幅に遅れていて何故かと思ったら
早い段階で集団の中で転倒して足を痛めたそうで

その時点での繰り上げスタートは免れたものの、相当
痛がっていたので選手生命が心配になるほどでした
ゴール間近ならまだしも走行区間の前半で重大な故障した
場合には医者が止めるようにしたらどうなんでしょう

駅伝は一人が棄権したら記録なしになってしまうので
繰り上げスタートでも走り切りたい気持ちはあるでしょうが
将来を棒に振るようなことになるのはよろしくない

競技によってはケガした時の基準がしっかりしているものも
あるので、全ての競技で基準を作って欲しいです


                                 (正)