2018年9月12日号    

        棋士の映画 
先日までエアコンを使わないと瞬時に汗が噴き出すような
高温多湿だったのに、一気に涼しくなり対応に困りますが
みなさまはいかがお過ごしでしょうか

先週から35歳でプロ将棋に編入した瀬川晶司氏の自伝的
小説が映画化され放映してます。その関連で16年の公開の
棋士の映画「聖の青春」をケーブルテレビで放送してました

子供の頃からの病気で29歳で亡くなった村山聖(さとし)氏を
主役にした話で死を意識してか無頼的な生活と真剣に将棋
に取り組む姿をほぼ忠実に描いていたように思います

正確じゃありませんが印象的だったのは、神様のすることは
予想がつかない。というような台詞で深く先を読める棋士の
言葉だけに重みがあるようなおかしいような感じです

自分としては羽生氏との関係が中心でタイトル戦の話が
無かったのでその時の裏事情も知りたかったところですが
盛り込み過ぎは駄目ですね。原作本には載ってるのかな
映画の出来はともかく、死ぬのが分ってるので明るい気分
にはなりにくいものの、生きる意味を考えてしまいます

対照的に今回の「泣き虫しょったんの奇跡」は挫折してから
の再挑戦で途中がどんなに苦しくても神様の指す手が
プロにすると分っているので安心です



                                 (正)