2018年6月20日号    

        参議院の定数 
梅雨の真っ最中ですが、もう夏至なので晴れると陽射しが
厳しく、梅雨が明けたらさぞかし暑いだろうと思うこの頃
みなさまはいかがお過ごしでしょうか

最近、参議院の定数を増やす案が与党から出ているそう
ですが唐突感は否めません。合区で立候補できなくなった
議員を救済するために人口比の多い選挙区の定数増と
拘束名簿方式で通常の得票なら確実に当選する制度にする
というので自民党関係者でも批判的な人がいるようです

議員定数は削減の方向で進んできたので、増加は違和感
がありますが、日本の国会議員は世界的に特に多くはない
そうで、むしろ給料がとび抜けて高いということです

それなら一票の格差を是正するのに定数を適度に増やして
合区を解消しつつ、議員報酬を最低賃金に合わせてみては
足りない分は情報開示義務付きで献金で賄っていいとする
のような考え方ではいかがなもんでしょう

報酬が少ないといい人材が集まらない、というのが常套句
ですが、現状は議員の多くは資金に余裕のある人が多い
印象です。また志のある人なら支援者もいるとの期待もあり
ます。が、献金する文化が日本にないので厳しいかも

もし候補者が少なくて空席があっても補充なしとか


                                 (正)