2023年11月1日号    

         義務は誰で権利は誰
十一月になりましたが寒くなるどころか夏日になるそうで
紅葉の話題もチラホラ聞かれますが影が薄いこの頃
みなさまはいかがお過ごしでしょうか

先日、滋賀県東近江市長が不登校対策の話し合いの中で
「不登校の大半は親の責任」発言で物議を起こしていました
詳細を知らないのに言うのはよくないですが、昔は無理矢理
にでも学校に行かせた。という発言もあったような。その後
謝罪しましたが、撤回はせずそういう趣旨じゃなかったとの
ことですが、そうだとしたら言葉の感覚が随分違ってますよ

人のことを言える立場ではないですが、日本の指導的立場
の人達は人権意識がなさ過ぎるきらいがあるようです
義務教育は子供が教育を受ける義務があるのではなく
子供は教育を受ける権利があり、親や国・行政はその場を
確保する義務があるのという意味の義務教育だとか

国連の子どもの権利条約は日本でも批准してはいますが
こども基本法では条約のこどもの権利を守るとの内容が
違う方向になってる。と聞いたことがあるけどどうなんだろう

人権人権言ってるとウルサイ奴だと思われがちですが
政治に取り入れてくれたら言わずに済むんですけどね

義務教育とちょっとの経歴の割に一時間半でよく書いた


                                 (正)