2023年6月21日号    

         解散権をもてあそぶ
梅雨の中休みで日中は数日間、晴れが続き、夏至の昼間の
長さを感じられましたが、また梅雨前線が戻ってくるそうです
みなさまはこの時季いかがお過ごしでしょうか

通常国会が会期終了で閉会になりました。今国会は批判的
人に言わせれば、戦後最悪の国会だったとか、いくつもの
人権後退と思わせる法律が通ったり、少数者に配慮のはず
が多数者に気を遣う話になってたり、防衛費だけ倍増が
議論も財源の積み上げも無く決まったり、不満点多数だそう

先週までは衆院解散があるんじゃないかと色めき立っていて
首相も言い回しを変えたりで解散を匂わせていましたが
一転、今国会での解散はないと言い出して批判されてました

解散権を弄んだ。という人もあれば、解散権に弄ばれた。と
いう人もいて、どちらにしろ首相の旗色は悪くなったようです

野党が内閣不信任案を出したら解散だ。と与党の人の論を
妙だとは思っていましたが、今回はマスコミでもいっていて
憲法には不信任案が可決なら総辞職か解散となっていて
否決ならそのまま粛々と続ければいい筈です

首相の解散権は法律に無く、内閣の助言で天皇が解散する
と憲法7条にあるのを解釈で運用してるだけだそうで
首相の専権事項と大見得切るほどのものではないような


                                 (正)