2022年8月3日号    

          チ。を読みました
八月になり猛暑日が続いて体力を奪われている気がします
こうなると嵐でなければ雨降りも有り難い感じがしますが
みなさまはいかがお過ごしでしょうか

先日、このマンガがすごい!2022オトコ編で2位になった
チ。-地球の運動について-全八巻をオトナ買いし読みました
去年の春頃、まだ二巻くらいの時にラジオで紹介されていて
興味があったのですが、遅ればせながらのいつもの展開

筋は15世紀のP国で天文の研究で地動説に行きついた人が
C教の迫害にあって、異端審問官に殺されていって、代わる
代わる地動説だけ受け継がれていくので、終盤まで出るのは
悪役の異端審問官のみで、コペルニクス以前で完結なので
結局、歴史の裏舞台であったかもしれないね、という話

歴史の教科書では数頁で熱心に聞いていないし、何となくの
知識で昔はそんな怖いこともあったんだ。と他人事でした
架空の話とはいえ、物語になると身に迫る感じになります
拷問の場面もあるので差し障りのある方には薦めません

ウィキペディアを見たらカトリックでも地球中心説が教義
だったことはなく、迫害もそれ程されていなかったとか

萩尾望都の「百億の・・」の豪華版も買って思ったけど
チ。って「ウは宇宙船のウ」からきてる。って訳はないね


                                 (正)