2022年7月13日号    

          資本論の時代
梅雨は早く開けたのに愚図ついた天気が続き、感染症も
減るかと思えばまた増えたりで後半もたいへんそうですが
みなさまはいかがお過ごしでしょうか

聞くところによると、現在は資本論が発表された第一次世界
大戦前と同等以上に富の偏りがあるそうです
一握りの富豪が国家予算並みに資産を持っているというのは
どういうことなんだろうと浅い知識で考えてみる

どれだけ額に汗して働いても一般的な仕事では富豪は無理
世界の上位の富豪は手数料や使用料や何かしらの権益で
資産が増える仕組みがあって。資本論でいう搾取ってやつで
この富の偏在の解消には資産を個人が持たないようにする
と、理論的にそうなるのは無茶な話ではないかもしれません

しかし、これだけ欲望渦巻く社会でそれを現実化するのは
無理があります。世界全体が幸せにならないうちは、自分の
幸せはない。などと考え実行する人は多くはないでしょう

とはいえ、このまま富豪に富が集まり続けたら、最終的に
社会は成り立つのか。という疑問が出てきますが
世界の指導的立場の人達はその辺は考えてるんでしょうか

浅知恵ゆえの考え違いなら問題ないんですけど
勿論、資本論など読んだことも手にしたこともありませんし


                                 (正)