2024年3月27日号    

         50年感謝 
ここにきて気温が低めでサクラの開花が遅れているようで
入学式には散ってしまうかと思いましたが持ちそうです
みなさまはいかがお過ごしでしょうか

先週、大船長がタイ釣りで乗っていた房丸が解体されました
正確に覚えていませんが52年使っていたと思います
自分が子どもの時からなので、あの船に育ててもらったと
言えなくもないんじゃないかという気がします

本音を申せば、もう少し港に置いておきたい気持ちでしたが
保険の解約するには船の解体証明がないと出来ないとかで
やむなくこの時期にすることになってしまいました
52年間、お世話になりました。ありがとうございます。です

日本では物にも感謝したり、魂が宿ると考えたりしますが
多神教の考え方から来てるんでしょうか、一神教ではそうは
考えないんでしょうか。道具に愛着のある人もいる筈ですが

ドラマの食卓風景では「神の恵みに感謝します」と言うので
糧が神の恵みなら、神の創造した人が作る機械も神の恵み
と、考えても矛盾はない気もするから、一神教も多神教も
突き詰めれば違いはないんじゃないかと思うのは浅はかか

元い、残った第八房丸も既に32年目なので20年後まで
持ち堪えられるか、若しくは人間か店が先に潰れるか心配


                                 (正)